2018年度横浜市立大学における質量分析の講義&実習:1クール目終了

今年度も、4月から始まった横浜市立大学での質量分析講義&実習に、週に1回出向いています。1クール(4週間)目が終了し、現在2クール目に突入しています。横市大では、3年生の前期に機器分析の実習があります。質量分析は2テーマ。MALDI-TOF-MS (MS-1)ESI-IT-MSMS-2)を使った実習と解析。私はMS-1を担当しています。3年生を6班に分け、AB班で質量分析2テーマの講義、A, B班を分けてそれぞれMS-1, 2の実習、そしてまたAB班一緒に2テーマの解析、4週間で1クールが終了、2週間後にレポートを提出させます。

 

今週の月曜日、2クール目の実習でしたが、1クール目の学生達のレポートを回収してきました。今回、1クール目のレポートは、1つ難しい課題を出しました。特に正答が無い課題です。

レポート課題を説明する時、

「この課題には正答が無いし、皆が質量分析に対する知識も経験もない事を承知の上でこの課題を出しているので、自由に発想して書いて欲しい」

と伝えたのですが、パッと読んだところでは、これと言って目を見張るレポートは無いですね。最近の学生は、こう言う課題に弱いのですかね~? 質量分析で観測するのは、化学的な現象の一種なので、質量分析の知識や経験が無くても、化学を勉強している3年生なら、色々な観点から発想出来ると思うのですが...

 

現在もそうですが、今後は益々、彼らの様な理系学生が社会から求められるのは、学校での成績が良い事(教えられた事をそのまま覚えてアウトプットする事)ではなく、未知の課題に対して如何に柔軟な発想をして、課題の解決に向けてアプローチするかだと思います。

 

私のような立場(質量分析の専門家であり経営者でもある)の者が非常勤講師として呼ばれているのは、常勤の職員では伝えない実践的な事を伝えるためだと思っているので、これからも細かい事にとらわれず、学生くん達に実践的な事をドシドシ伝えていきたいと思います。まぁ、実際には講義&実習&解析の時間は限られているし、最低限やらなければならない事は決まっているので、+αの部分に時間をとる事は余り出来ていないのですが...

 

 

高校、大学、企業、研究機関など、質量分析に関する事ならご要望に応じて講義致します。

高校へは、交通費だけ支給して頂ければ、無報酬で伺います。

 

 

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