2018年度横浜市立大学における質量分析の講義&実習、全て終了

今年度も4月から始まった横浜市立大学での質量分析講義&実習、週に1回出向いていまし
たが、7月の末で全て終了。先日レポートの採点も終えました。今年は、良く書けているレ
ポートとそうでない(ダメダメな)レポートとの差が大きかったような気が...
先ずはボリューム。感想以外では3~4つの課題を出すのですが、多い学生は各課題に対し
て1ページ以上、データも添付して10ページ程度のレポートがある一方、少ない学生は各
課題1行、全体で1ページに満たないというのがありました。殆どは「〇〇について考察せ
よ」と言う内容の記述式なのですが、それで1行って言うのは有り得ないと思うのですが
...
次は内容。色々書いてくれて、読んでいて面白いものもありますが、“これは理系の3年生
としてどうよ!?”と思った1例が、質量数に“約”を付けたレポートがあったこと!
「質量数約12の炭素」や「質量数約14の窒素」と言う具合です。質量分析に関する講義&
実習なので、質量に関する定義は特に重要視します。質量数は、原子中の陽子の数と中性
子の数の和ですから、必ず整数になります。“約”を付けたのは、“質量”と“質量数”を混同し
ていたのだと思いますが、有り得ないですよね...(>_<)
私はこの講義&実習だけを担当する非常勤講師として横市大に行っているので、レポート
に対するフォローが出来ないのが残念です。レポートに対する私の意見(評価)が聞きた
い人は、レポートにメールアドレスを書いておけばメールで伝える旨、毎回話すのですが
、まぁ多くて1年に1人ですね! 今回1人居たのでメールしたら、受信されずにエラーで
帰って来ちゃったし...
前のブログに書きましたが、この講義&実習は、6つのグループを3つに分けて行っていま
す。各グループの最初に講義を行うのですが、そこでアドラー心理学の話しを少しだけす
るようにしています。課題の分離と意識付けの話しを、ほんの少しだけですが...
質量分析と言うニッチな課題に対して学生達がどの様に取り組むか!
質量分析は非常に重要な学問なので、興味をもってくれるように内容を考えて講義で話し
ますが、それはそれとして、質量分析に興味をもって取り組むか、「このオジサン何云っ
てんだか!」などと思って右から左に聞き流すか、それは私にはコントロール出来ない事
です。
学生自らの意思で、色々な事に興味をもって取り組んで欲しいと思っての事ですが、中々
伝わらないみたいです。学生達が意欲的に取り組む様に、毎年少しずつ工夫していますが、

来年もまた考えよう。

 

大学や企業での質量分析講義のご依頼、いつでも受け付けています。

 

 

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エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
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