核磁気共鳴装置で使う化学反応観測用マイクロチップ開発

最近、LC/MS専門書の執筆に関連して、化学反応を幾つか勉強し直しました。その中にWittig反応とGrignard反応があり、前職で開発した製品の事を思い出しました。

 

前職である日本電子㈱在職中、MCPTと言う国プロに参加して、マイクロ化学チップと機器分析装置との融合に関する研究を約4年間行っていました。その時の研究内容については、だいぶ前にアメブロに書いています。

 

この国プロ期間の最後に、NMRの超伝導マグネットの中で使う化学反応用のマイクロチップを開発し、それが日本電子で製品化されました。特許も取得し、今でも多少特許使用料が入って来ます。この技術、当時NMRのアプリケーションを担当していた人達とMICCS-NMRと名付け、MS屋でありながら、一時期は随分とNMRの仕事をしていました。それはそれで、とても楽しかった記憶があります。

 

これは、MICCS-NMRの関連で書いた最初の論文です。

MICCS-NMR_Wittig

 

有機合成の研究者の方達とも共同研究をしていました。化学反応の様子をリアルタイムにNMRで観測出来る技術と言う事で、他に同様な技術が無かったために、非常にニッチでありニーズの数自体は少なかったですが、興味を示す人は多かったですね。

 

このMICCS-NMRという製品、今でも日本電子で扱っていますので、興味ある人は日本電子のNMR関係者に問い合わせて下さい。私にご連絡頂いても大丈夫です

 

 

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エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 高橋 豊
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