質量分析コンサルティング

2018年度横浜市立大学における質量分析講義&実習、第2クール終了

4月から始まった横浜市立大学の3年生を対象とした質量分析に関する講義&実習、第2クールが終了しました。

ここまでで、とても残念な学生が1人います。

 

実習はESI-MSとMALDI-MSを両方行い、それぞれにレポートを提出します。私はMALDI-MSを担当しています。

 

その学生は、ESI-MSの実習は受けたものの、MALDI-MSの実習は欠席でした。解析の時には出席していて、実習を体調不良で欠席したと伝えてきました。

そして、”実習を欠席してしまったけどどうなりますか?”と質問してきました。

 

私は非常勤講師なのでその辺りの扱いは分かりません。なので、そのように伝えると共に、”過ぎてしまった事をあれこれ心配するより、今出来る事をしよう!”

と伝えました。欠席してしまった過去は変えられないけど、解析の説明をしっかり聴いていればレポートは書けるはず。その学生が出来る事は、レポートを書いて提出する事でした。

しかし残念ながら、その学生はレポートを提出しませんでした...

 

この講義&実習の単位習得のためには、レポート提出はmustの筈です。

良い方向に変えられるチャンスを、自ら放棄してしまった訳です。重ね重ね残念です...

 

 

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MSのチューニング画面でのイオンプロファイルの確認

質量分析計をお使いの皆さんは、日々装置を使う前、チューニングの画面でバックグランドイオンや標準物質のイオンなどのイオンプロファイルを確認していますか?

最近の装置は、チューニングによる感度調整や質量校正を自動で行ってくれる機能が多くの機種において標準で装備されているため、分析者が自分自身の目で何らかのイオンのプロファイルを確認する事が(以前に比べて)少なくなっている様に思います。

 

オートチューニングによる感度調整は、通常メーカー推奨の標準物質由来のイオンをモニターし、その強度が最大になるようにイオン源やイオン輸送部、質量分離部の各種パラメーターを設定します。質量校正は、やはりメーカー推奨の標準物質由来の複数のイオンをモニターし、そのm/z値を理論値に対して補正します。

 

何れの場合においても、コンピューターが見ているのは対象となるイオンだけですので、それ以外の、例えばバックグランドイオンなどは、自身で意識して確認する事をお勧めします。特にLC-MSでは、溶離液やLC本体、イオン源の状態などがバックグランドイオンに反映されます。日常的にバックグランドイオンを確認する習慣をもつ事で、何か異常なデータが得られた時の原因究明に役立つ事があります。

 

 

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2018年度横浜市立大学における質量分析の講義&実習:1クール目終了

今年度も、4月から始まった横浜市立大学での質量分析講義&実習に、週に1回出向いています。1クール(4週間)目が終了し、現在2クール目に突入しています。横市大では、3年生の前期に機器分析の実習があります。質量分析は2テーマ。MALDI-TOF-MS (MS-1)ESI-IT-MSMS-2)を使った実習と解析。私はMS-1を担当しています。3年生を6班に分け、AB班で質量分析2テーマの講義、A, B班を分けてそれぞれMS-1, 2の実習、そしてまたAB班一緒に2テーマの解析、4週間で1クールが終了、2週間後にレポートを提出させます。

 

今週の月曜日、2クール目の実習でしたが、1クール目の学生達のレポートを回収してきました。今回、1クール目のレポートは、1つ難しい課題を出しました。特に正答が無い課題です。

レポート課題を説明する時、

「この課題には正答が無いし、皆が質量分析に対する知識も経験もない事を承知の上でこの課題を出しているので、自由に発想して書いて欲しい」

と伝えたのですが、パッと読んだところでは、これと言って目を見張るレポートは無いですね。最近の学生は、こう言う課題に弱いのですかね~? 質量分析で観測するのは、化学的な現象の一種なので、質量分析の知識や経験が無くても、化学を勉強している3年生なら、色々な観点から発想出来ると思うのですが...

 

現在もそうですが、今後は益々、彼らの様な理系学生が社会から求められるのは、学校での成績が良い事(教えられた事をそのまま覚えてアウトプットする事)ではなく、未知の課題に対して如何に柔軟な発想をして、課題の解決に向けてアプローチするかだと思います。

 

私のような立場(質量分析の専門家であり経営者でもある)の者が非常勤講師として呼ばれているのは、常勤の職員では伝えない実践的な事を伝えるためだと思っているので、これからも細かい事にとらわれず、学生くん達に実践的な事をドシドシ伝えていきたいと思います。まぁ、実際には講義&実習&解析の時間は限られているし、最低限やらなければならない事は決まっているので、+αの部分に時間をとる事は余り出来ていないのですが...

 

 

高校、大学、企業、研究機関など、質量分析に関する事ならご要望に応じて講義致します。

高校へは、交通費だけ支給して頂ければ、無報酬で伺います。

 

 

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LC/MSメール相談のご依頼が増えた!

この春は、LC/MSに関するメール相談のご依頼が、数件まとめてありました。

伝えたい情報をメールでどこまで伝えられるか、頑張ってやっていきます。

 

メール相談は、試料前処理からデータ解析までどんな内容でも、お使いのLC-MS機種に関係なく、何時でも受け付けます。

通常、メールを頂いてから数時間以内(夜に頂いた場合は翌朝)に返信します。

企業様等でご契約頂ければ、部署や人数に関係なく、件数も特に制限なく、1年間で92,000円です。

 

 

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遠方からのLC/MS技術指導に関するお問合せ

4月に入ってから、東京以西にある複数の企業様から、LC/MS技術指導に関するお問合せを頂いて居ます。

インハウスセミナーのご依頼で、一度東北方面へ行ったことはありますが、それ以外は今までは東京、横浜、つくばのみでした。

いよいよ西日本にも進出かな?

実際にご依頼頂くことになるかはまだ分かりませんが、どこへ伺っても、私のLC/MSに関する技術、経験、知識をしっかりとお伝えします。

 

 

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データ解析中にデータ自体が消える?

或るメーカーさんの質量分析計に関する話題です。付属のデータ解析ソフトで解析中、突然フリーズしてしまう事があり、極稀にですが、その時解析中のデータが勝手に消えてしまうことがあります。何度か起こっているので、間違いや気のせいではありません。そのメーカーの方に問い合わせをしていますが、一週間程経って返信がありません。大切なデータは、複数のハードディスクにバックアップしておくようにしています。因みに、他のメーカーの装置では、この種のトラブルに遭遇したことはありません。

 

 

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質量分析屋のブログでは小平市を拠点とする日々の活動やお役立ち情報をご紹介しております

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