2017年10月

アウトソーシングに頼るか自前で何とかするか?

昨年度から、かなり大きな企業様から、高分解能MS/MSを用いた未知化合物の構造推定のご依頼を頂いています。年に数回、定期的にご依頼を頂いているので、非常にありがたいです。かなり大きな社内プロジェクトのようです。そのプロジェクトには、高分解能MS/MSを用いた未知化合物の構造推定が必須で、しかしその内容に詳しい社員がいない(質量分析の経験者は何名か居るようなのですが)ということで、弊社のホームページをご覧になってご連絡を頂きました。

 

このお客様のケースのように、組織で仕事をするとき、その内容に対して詳しい者が組織内にいない時どうするか?

 

アウトソーシング即ち外注するか、自分達で勉強するなり努力して何とかするか、の大枠では二択になると思います。どちらにすべきという事はありません。組織によって、また同じ組織においても仕事の内容や緊急性、それにかけられる予算、費用(時間)対効果等によってどちらが良いかは決まってきます。

 

私の会社エムエス・ソリューションズは、常勤は私ともう一人の役員の二名だけの会社ですから、自分達で自信をもってできることは限られます。そして、得意でない事は、やはりアウトソーシングに頼る事が多いです。税金関係は設立当初から税理士に頼んでいますし、特許調査や出願も専門家に頼みます。

 

自分達で出来ることでも、時にはアウトソーシングに頼ります。実例として、先ずは役員を追加した時の登記申請。これを司法書士に頼みました。会社設立時の登記申請は全て私自身でやりましたので、今回の役員追加の申請もやろうと思えば自分でできました。そして、つい最近の例では、販促資料の英訳。これを翻訳会社に頼みました。私は今までに論文を10報以上全て英語で書いているので、これもやろうと思えば自分で出来ました。まぁ、最近は英語で論文を書くこともなくなってしまったので、英語力が大分落ちていることは否めませんが...

 

やろうと思えば自分達でできることをアウトソーシングする。そのポイントは幾つかあると思います。

・自分達でやるよりも良い結果が期待できる。

・得意でないことに時間を費やすより、その時間を本来の仕事に充てた方が効率的である。

特に2番目の考え方は重要だと思います。私自身、自分でやろうと思えば出来ることをアウトソーシングするのは、主には2番目の理由です。例えば上記の役員追加の登記申請。自分でやろうとすれば法務局に行ったり慣れない資料を作成したり、かなりの時間がかかります。それよりも、その時間を製品の販促資料を作成したり、コンサルティングをしているお客様のデータ解析のための情報収集をしたりすることに使った方が、トータルでの時間(費用)の使い方としては効率的です。

 

アウトソーシングを活用しない会社は、とかく目先の支出に拘り過ぎる傾向があるのだと思います。得意でないことを、時間はかかっても社員に担当させれば、社員に対する支出(給料)は固定費ですから、見かけの支出はゼロ。一方アウトソーシングすれば、その費用は目に見える形での支出になります。しかし、社員に本来の仕事をさせれば、同じ時間でより生産性の高い仕事が可能になるかも知れません。

 

それでも、努力した結果担当社員が成長できれば、教育のための費用をかけたことになるので、それはそれで大きな成果を上げたことになります。しかし注意しなければならないことは、その努力が間違った方向に向かってしまうことです。見当違いのことをしてしまうということです。そうなると、費やした時間が無駄になるだけでなく、間違った結果が得られてしまうので、会社としては正に踏んだり蹴ったりの状況です。

 

これからの企業経営は、固定費を出来るだけ抑え、専門性の高い仕事についてはアウトソーシングを上手に使うことが、重要なキーポイントの1つになると思います。

 

 

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質量分析のソフトイオン化温故知新:Frit-FABのあれこれ-1

5/1719に行われた第65回質量分析総合討論会の“メタボロミクス温故知新”でイオン化の話をしてきた内容の一部を3回紹介してきました。

1回目:第65回質量分析総合討論会に参加して:イオン化温故知新、ESIFABの比較-1

2回目:第65回質量分析総合討論会に参加して:イオン化温故知新、ESIFABの比較-2

3回目:質量分析のソフトイオン化温故知新:ESIFABの比較-3

 

今回はその続き、4回目です。前回に引き続き、今回の記事に挿入している図や写真は、日本電子の松浦健二氏と旭川医科大学の阿久津弘明氏にご提供頂きました。冒頭でお礼申し上げます。

 

前回の投稿では、FABfast atom bombardment、高速原子衝撃法)イオン化とそれを使ったLC-MSインターフェースであるFrit-FABについて解説しました。今回は、日本電子在職中にFrit-FABを使っていた当時(1990年~1995年頃)を思い出しつつ、あれこれ書いてみます。

 

FABは真空中でのイオン化であり、Frit-FABでは、キャピラリーを介して液体を真空中に導入します。液体は気体に変わる時に約1000倍体積が膨張するため、質量分析計の真空度を維持するためには、Frit-FABへの液体導入量は約5 µL/minに制限されます。日本電子でFrit-FABをメインで扱っていた当時、HPLCの標準的な移動相流量は1 mL/minでした。今でこそプロテオミクスなどの研究分野でミクロHPLCやナノHPLC1)が普及していますが、当時はまだ、小スケールのHPLCは殆ど普及していませんでした。

Frit-FAB LCMSシステム

 

1 mL/minの移動相に対して、ポストカラム(HPLC出口)でマトリックス溶液を0.3 mL/minで添加し、それを約5 µL/minにスプリットして使用していましたので、スプリット比は実に1/260! カラムに注入した試料の1/260しかイオン源に入らなかった訳です。私の当時の職場はMS応用研究グループ、主な仕事はお客様への装置のデモンストレーションや依頼分析でした。これらは所謂販促支援活動であり、装置を売るために競合他社とデータ競争をすることになります。

 

日本国内でESIelectrospray ionization、エレクトロスプレーイオン化)が使われ始めた当初は、今のようなネブライザーガスを使う技術は無く、静電的な作用のみで帯電液滴を生成させる純粋なエレクトロスプレーでした。静電的な作用のみで帯電液滴を生成させることでできる液体導入量は約5 µL/minが上限であり、Frit-FABとほぼ同じでした。また、その頃のESIはイオン化の状態も不安定で、HPLCとの直結はなかなか困難でした。当時早々にESIを導入していたメーカー各社では、HPLCとの接続を試みてはいましたが、それ程良いデータは得られておらず、Frit-FABでも十分対抗できていました。

 

その後、ESI1 mL/min条件のHPLCを直結させるために様々な技術改良がなされ、加熱ネブライザーや超音波ネブライザーなどの技術を経て、現在の高圧窒素ガスを用いた空圧ネブライザーに落ち着きました。ソニックスプレー2)もこの頃に開発された技術です。

 

空圧ネブライザーの技術開発に差動排気領域での高周波イオンガイドの技術開発が加わり、ESIは今のような構成になったと記憶しています。コンベンショナルHPLC(移動相流量 1 mL/min)との接続が可能になったとはいえ、ESIのイオン化メカニズム的には移動相流量は少ない方が良いことは分かっていました。コンベンショナルHPLCでセミミクロ流量でのグラジエント溶離が可能になり、セミミクロHPLC+空圧ネブライザー方式のESIという組み合わせが一般的になったのは、私がまだMS応研に居た1995年頃ではなかったでしょうか?

 

この頃のESIの進歩は速かったですね! 日本電子はまだFrit-FABが主力でしたから、内径2 mmのカラムで移動相流量200 µL/minのセミミクロHPLCと組み合わせてもスプリット比は1/40以上、感度面でESIに到底及ばず競合他社とのデータ競争では苦戦を強いられました。

 

そこで私は、ミクロHPLCに走りました。当時、野村化学に居た長江さんが、内径0.3 mmのミクロカラムを盛んに開発していて、コンベンショナルHPLCをミクロHPLCに改造する方法を紹介されていました。プレカラムスプリットによる方法です。内径0.3 mmのカラムの最適な移動相流量は約5 µL/minですから、Frit-FABへの接続には最適です。試料注入量は少なくなりますが、カラムに注入した試料は全てイオン源に導入されるので、高感度分析が可能でした。これで随分とアプリケーションデータを取得したものです。長江さんには、ミクロHPLC構築の際には大変お世話になりました。

 

ミクロHPLCFrit-FABを組み合わせて測定した様々なデータを、ユーザーズミーティングでよく紹介したものです。しかし、当時はまだHPLCのスケールダウンはセミミクロまでで、今のようにミクロやナノスケールのHPLCが一般的になると思っていた人は、かなり少なかったのではないでしょうか? ミクロLCと言えば、私達やもう少し先輩の方達には石井大道先生3)がお馴染みで、その頃より前からミクロスケールLCの研究をなさっていましたが、実際、ユーザーズミーティングでミクロの話しをした時など、聴講者の中からは“ミクロLCなんて今後の発展が期待できない技術を何故使うのか”などの質問が出たのを覚えています。私は、GCの変遷を見ればLCでもミクロ化が主流になると思っていたので、そのように答えましたし、その後日本電子がAnalytica of BranfordESIを採用し、ついで自社のESIを開発した後でも、ミクロやナノLCの技術は継続して身につけるようにしていました。

 

その時の、コンベンショナルLCからミクロLCを構築する技術は、今の仕事でも役に立っていて、LC/MSの技術指導を請け負っているJXエネルギー㈱様との共同研究で用いました。

 

FABは、マトリックス由来のイオンが顕著に観測されることがデメリットであることを除けば、FABは非常にシンプルで解析し易いマススペクトルが得られる有益なイオン化法です。化合物の性質に応じて複数のマトリックスから適するものを選択する必要があることは、MALDIに近いものがあります。しかし、Frit-FABを用いることで、マトリックス由来のイオンを減算したマススペクトルが得られますし、以前解説したようにFrit-FABはダイナミックな状態の溶離液+マトリックスにキセノンを照射するため、通常のスタティックFABほどマトリックスと分析種との相性が重要ではなくなります(標準的なグリセリンでより多くの化合物をイオン化できる)。

レセルピン_マススペクトル_FAB

レセルピンのマススペクトル(FAB)

 

レセルピン_マススペクトル_Frit-FAB

マトリックスイオンを減算したレセルピンのマススペクトル(Frit-FAB)

 

ミクロLCやナノLCがかなり普及してきた現在、様々なメリットをもつFrit-FABがもう一度見直されても良いのではないかと強く思っています。Frit-FABが今一つ普及し切れなかったこととして、fritと呼ばれる焼結フィルターの問題がありますが、これも現在の加工技術を使えばクリアできると思います。これについては、また改めて書いてみたいと思います。

 

引用文献

1) Y. Ishihama, Chromatography, 29(1), 25-31 (2008).

2) A. Hirabayashi, J. Mass Spectrom. Soc. Jpn., 47(5), 289-296 (1999).

3) 石井大道、分析化学、49(12), 929-940 (2000).

 

 

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第8回甲州フルーツマラソン大菩薩コース完走記

昨日(10/22)、表題のマラソン大会に参加してきました。

 

10 km、ハーフ、そして大菩薩コースの3つのコース(ファミリーコース除く)がありますが、地域柄どのコースもアップダウンのキツいコース設定です。特に大菩薩コース(23 km)は、7 km過ぎから16 kmをひたすら上り続けるという超エグイ刺激的なコースです。コースマップや昨年の様子は、こちらをご覧ください。

 

今年は、台風21号の影響で、山間部がゴールとなる大菩薩コースは、安全を見てゴール地点を下げた15 kmの短縮コースに変更になりました。

 

この大会(大菩薩コース)、5月の野辺山100 kmの次に毎年楽しみにしているお気に入りの大会です。最初のハーフを含め、4年連続参加しています(大菩薩コースは3回目)。9月の初め辺りから右脚(大殿筋~ハムストリングス)の調子が悪く、924日の榛名湖フルマラソンと101日の銚子マリーナトライアスロンをDNSにして脚を温存、今回に臨みました。仲間8人でエントリーしましたが、3人は色々あってDNS、5人で参加してきました。

 

行きの電車内で、“東京の大会は軒並み中止なのにフルーツマラソンはやるんだね~! 山梨は東京よりは天気良いのかなぁ?”などと話していましたが、車窓から見える景色はずっと雨、会場の最寄り駅勝沼ぶどう郷駅についても変わらず雨。泥んこのグランドで受付を済ませ、ゴール地点に届けてもらう着替え荷物を預け、予定通り9時半にスタート。ウェアーは、Tシャツにアームウォーマー+ビニール合羽、走っている間もずっと雨は降り続いていましたが、気温はそれ程下がらず、靴がずぶ濡れで重くなった以外、まずまず快適に走れました。雨の中、コース整理等のボランティアの方やコース近辺にお住まいの方に沢山応援してもらえて、楽しく走ることができました。ありがとうございました。問題の脚は、5 km辺りから痛みが出始め、後ろの筋肉に負担をかけないように誤魔化しながら走ったら、ラスト2 km辺りから脛の筋肉が攣り始めてしまい、結構ギリギリな感じでした。短縮されない23 kmだったら完走できなかったカモ...

 

タイムは1時間42分47秒。昨年は2時間39分でしたから、あと8 kmの激上りを1時間切って走れる訳はなく、やはり今回は相当遅かったですね。

DSC_0454

DSC_0454

 

会場(10 kmやハーフのゴール地点)では、お弁当やぶどうを頂ける他、ワインやぶどうジュースを振舞ってくれます。例年、大菩薩コースを走り終わって会場まで降りた時には、それらは大抵なくなっている(他のコースの人達用なので)ので、大菩薩のゴール地点でしこたま頂いて降りるのですが、今回は雨降りの中ゆっくりしていることは出来ず、そもそも参加者が少なくなることを見越して余り上げていなかった感じでした。その代わり、会場に下りてから余っているぶどうやワインを沢山頂けました。やっぱり、全体的に参加者が少なかったようです。

 

終了後は体育館でプチ宴会。ゴール地点での打ち上げ用に、小さなクーラーバッグにビールとお手製ピクルス、チーズなどを忍ばせておいたのが役に立ちました。ワインやお弁当もあったし。

 

今回、同行した仲間の一人が、中央本線遅延の可能性を考えて早めに現地入りしたので、体育館の良い場所を確保してくれました。ありがとうございました。また、別の仲間は寝坊して電車に乗り遅れ、受付に間に合わないかも知れないというドキドキの状態でしたが、無事に一緒に走れました。良かった良かった(^o^)  悪天候ということもあり、駅から会場までのシャトルバス運行、受付をスタートギリギリまで伸ばしてくれました。運営サイドの対応に感謝。

 

その他、前夜に飲み過ぎて起きれずにDNSになった仲間がいたなど、色々とハプニングがあった大会でしたが、やっぱりフルーツマラソンは好きな大会です。特に大菩薩コースのエグイ登り坂は病みつきになります。

 

今回のような天候では、一人で参加すると気がめいってしまうこともありますが、仲間が一緒で1日楽しく過ごすことができました。やっぱり仲間の存在って有難い! 良い仲間に恵まれてるなぁと実感しました。

 

また来年も大菩薩コースで参加します!!

 

 

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新規LC-MSイオン源の開発:その後の進捗状況20171019

少し前から開発中の新しいLC-MSイオン源について、今年の質量分析総合討論会で発表しようとして、データの再現性が得られず断念したことがありました。

その時の記事はこちら。

 

その後も実験を継続していて、つい最近“これは!”と思うデータが取得できました。その一部を紹介します。今度こそ、来年の質量分析総合討論会で発表する予定です。このイオン源、幾つかのLC-MSメーカーでもやっているコンビネーションイオン源です。ESIに対して+αのエネルギーを印加することで、ESIではイオン化され難い化合物をイオン化できるという狙いで開発しています(特許出願済み)。

 

添付のマススペクトル、試料は1, 2-ベンズアントラキノン(C18H10O2, ノミナル質量258)。最上段はESIのみ、m/z 259イオン([M+H]+)は僅かに観測されていますが、強度は非常に低いです(m/z 259イオン強度315)。m/z 281イオン([M+Na]+)も観測されています。

中段はESI+α、m/z 259イオンがメインピークとなり、その強度は13,048であり、ESIのみの約40倍です。

下段はESI無のαのみ、m/z 259イオン強度は僅かに225

ESI+αイオン源データ

 

他にも同様な化合物を幾つか試してみましたが、同じ傾向を示し再現性は得られています。αのみでは殆ど分析種由来のイオンは観測されていないことから、ESIとの組み合わせにおいてのみ効果を発揮することが示唆されます。

 

+αの部分についてはまだ改良の余地があるので、その作業を行いながら、他の化合物も試していくつもりです。

 

“うちの化合物を試して欲しい”などご要望ありましたら、お気軽にご連絡下さい。共同研究のご提案も大歓迎です。

 

 

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何でも否定から入る人への対処法

何でも否定から入る人っていますよね!?

 

仕事でもプライベートでも...

 

私は基本的に他人の意見を否定することをしません。先ず聞いて、咀嚼して、自分と違う考えであれば、自分はどう考えているかを伝えます。

他人を否定しても、その先には何も生まれないと思うからです。

前職では研究&開発が仕事の中心でした。しかし、回りには否定から入る人が沢山いました。

今も研究&開発の仕事や、お客様の研究&開発をサポートする仕事をしています。

 

 

繰り返しになりますが、この種の仕事をしていて否定から入っても何も生まれません。

 

否定から入る人に出くわすと、ムカつくこともあるしイライラしたりもしますよね!

そんな時どうするか?

 

アドラー心理学に”課題の分離”という考え方があり、私は本でアドラー心理学を少し勉強しているので、この考え方が役に立っています。

他人がどう考えるかはその人の課題であり、自分の課題ではない。

他人の考えはコントロールできないけど、自分の気持ちはコントロールできる。

よって、他人がどう思おうと、自分は自分の考えを信じて貫けば良い。

 

こう言う書き方をすると、”自分の気持ちを押し殺すとストレスが溜まる”と思われる方がいると思いますが、課題の分離を理解すると、コントロールする事と押し殺す事はイコールではないので、ストレスは特に感じません。

 

FBで繋がっているBunさんという方のブログに「腹立つ奴に出くわした時に怒りを沈静化させる方法」という記事がありました。

ナルホドと思いました。まぁ、私の場合はアドラー的に自己解決できるので、特に問題はありませんが、面白い記事でした。

 

他人の言動にムカつくことがあるという人は、参考にして頂ければと思います。

 

 

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長男から起業したことについての質問を受けました

もう一か月位前のことになりますが、家での仕事が一段落して晩御飯に何か作ろうかと準備をしていたところ、高2の長男から突然“どうやって起業したの?”と聞かれました。私の仕事に興味をもっていると思わなかったので、完全に想定外の質問で驚きました。起業の方法を知りたいのかと思って聞いたらそうではなく、今の仕事でやっていけると思ったのは何故か?を聞きたかったようです。

 

・以前勤めていた会社(日本電子)での仕事内容から、今の仕事を考え需要があると思ったこと

 

・日本電子に勤めて間もない頃から付き合いのある研究機関の知り合いに、“メーカーに依存しないLC/MSエンドユーザーフォローのような仕事を始めようと思う”と相談に行ったらその場で仕事の内示をもらい、今の仕事を始める決心がついたこと

 

・一人で(実際にはもう一人の役員と二人ですが)仕事をするのは、キツいこともあるけどビジネスを自分で考えられるのは楽しいと感じること

 

などを話しました。

 

長男は、所謂キャンパスのある高校ではなく、インターネットの高校で勉強しています。ネットビジネス全盛期、自分の力で稼ぐ色々な方法があることは、自然と情報として入ってくるでしょうから、私が起業したことに興味をもったのかも知れません。

 

仕事に対するモチベーションをどう保つか、遣り甲斐をどう見出すか、色々な方法や考え方があると思います。ラン友さんが、FBこんな記事をシェアしていました。

 

勿論、ここに書かれていること、上司の役割は正しいと思います。しかし、私はやっぱり、個々の目的意識が重要だと思っています。多少大学に関わる仕事をしていますので、毎年就活の様子を聞く機会があります。また、仕事がら大学の教員と話す機会が多いです。

 

目的意識をもって就職先を考えている学生がどれほど居るか?

 

あるいは、就職してから自分の仕事の意義を考える社会人がどれほど居るか?

 

私は自分が関わっている学生達(主には横市大)が卒業する時、次のような話をするようにしています。

 

「会社にしろ研究機関にしろ役所にしろ、その組織が社会の中で存在している意義がある。何かの形で社会の役に立っている。先ずはそれを理解して、自分がその組織で何を考えどう行動すれば、組織を通じて社会の役に立てるかを考えろ!」

 

考えることで目的意識がもてるし、自分の組織内での行動指針が決まると思います。

 

何も考えず、給料がもらえれば良いと思って上司の指示に従うだけの人。あるいは、考えてはいても筋が通っていない人、自分の進むべき道が定まっていない人、ちっぽけな組織の中で保身を考える人、そんな人が上の記事にあるような「心が折れてしまう」人になるのではないかと思います。

 

目的意識をもって仕事をしていれば、“上司によって心が折れる”前に自分で打開策を見つけられると思います。私も前職では、“部下の心を折る”ことを生きがいにしているような(←あくまでも私見)上司がいました。そして、私が見つけた打開策は“会社を辞めて起業すること”でした。長男が将来どんな仕事をするか分かりませんが、目的意識をもって仕事をする人になって欲しいです。

 

 

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質量分析屋のブログでは小平市を拠点とする日々の活動やお役立ち情報をご紹介しております

東京都小平市にあるエムエス・ソリューションズ株式会社のブログでは、企業様や研究機関における技術指導やセミナーなど日々の活動のご紹介をはじめ、大学での講義の模様などもご案内しております。
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