2018年7月17日

MSのチューニング画面でのイオンプロファイルの確認

質量分析計をお使いの皆さんは、日々装置を使う前、チューニングの画面でバックグランドイオンや標準物質のイオンなどのイオンプロファイルを確認していますか?

最近の装置は、チューニングによる感度調整や質量校正を自動で行ってくれる機能が多くの機種において標準で装備されているため、分析者が自分自身の目で何らかのイオンのプロファイルを確認する事が(以前に比べて)少なくなっている様に思います。

 

オートチューニングによる感度調整は、通常メーカー推奨の標準物質由来のイオンをモニターし、その強度が最大になるようにイオン源やイオン輸送部、質量分離部の各種パラメーターを設定します。質量校正は、やはりメーカー推奨の標準物質由来の複数のイオンをモニターし、そのm/z値を理論値に対して補正します。

 

何れの場合においても、コンピューターが見ているのは対象となるイオンだけですので、それ以外の、例えばバックグランドイオンなどは、自身で意識して確認する事をお勧めします。特にLC-MSでは、溶離液やLC本体、イオン源の状態などがバックグランドイオンに反映されます。日常的にバックグランドイオンを確認する習慣をもつ事で、何か異常なデータが得られた時の原因究明に役立つ事があります。

 

 

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