2018年11月06日

LC/MSコンサルティングサービスをご利用頂いているお客様の状況

ホームページのお客様の声に最初に投稿してくれた方、今までに現場でのLC/MSコンサルティング(技術指導)を2回実施した他、メール相談会員にもなって頂いているので、概ね週に1回程度のメール相談を受けています。この方が最近とても分析技術や知識レベルが上がっていると実感できており、関わっている者として大変嬉しいです。

 

この方の上司の方から最初にコンサルティングに関するご連絡があってから、実際に最初のご依頼があるまでに約1年かかりました。その間、何度も見積を作り直し、会社にも2~3回伺って打ち合わせをしました。

 

この仕事を始めて感じている事は、“質量分析コンサルティング”と言う外部委託業務に対してお金を払う文化が、日本の多くの企業には無いと言う事です。企業が外部にしかも個人に業務を委託する代表例と言えば、税理士や会計士、経営コンサルタントなどだと思います。一方、質量分析に係るコンサルティングというものは私が始めるまでは国内では誰もやっていなかったし、メーカーの納入後のトレーニングを受ければ誰でも分析できるようになるだろうと言う、現場にいない会社上層部の誤解があるようです。

 

この方が勤める会社でも同様な状況なようで、“上の理解がなかなか得られない”としきりに仰っていました。それでも、最初のコンサルティングのご依頼の後、メール相談も併用されて、エムエス・ソリューションズのサービスを上手に活用して頂いています。そして、最初にも書いた通り、担当者のレベルは確実に向上しています。

 

様々な業界において、企業内に“開発”と“分析”のグループがある場合、開発が優先されると言う状況が起こり易いです。予算的にも、開発には沢山付けられるのに分析に回る予算はカットされる、と言う事は多くの企業で起こっています。それはそれで仕方のない事だと思います。しかし、分析の結果を開発にフィードバックする事で会社全体の仕事は回るので、分析が正しく出来ていなければ、開発に間違った情報を伝える事にもなりかねません。分析は正に“縁の下の力持ち”、特に質量分析は“イオン化”と言う現象が絡むので、非常に難しい分析技術になります。

 

試料前処理からデータ解析まで、質量分析に適した知識と技術、経験が必要です。これからも、現場での正しい質量分析を支える存在でありたいと思います。

 

それにしても依頼が少ない...

今週も、どこかで一日日雇いバイト入れないと...

 

 

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エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
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