2018年12月07日

株式会社情報機構のLC/MS定量分析セミナー

1122日(木)、株式会社情報機構のセミナーで講師を務めてきました。講義のタイトルは、「LC/MSの基礎、およびLC/MS, LC/MS/MS定量分析入門」としました。

送った資料を、こんな立派なテキストに仕上げてくれました。

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企業の分析現場で、LC/MS, LC/MS/MSを用いて定量分析を行っている人達の中には、マススペクトルを殆ど見た事がない人が多く居ると聞いた事があります。LC/MS(/MS)は高感度で高選択的な機器分析なので、定量分析に用いられる割合が多いのは事実ですが、本来MSはマススペクトルを得るための定性分析中心の方法なので、定量分析目的であってもマススペクトルの最低限の解釈の仕方は理解しておくべきと言うのが私の考えです。

 

そんな訳で、定量分析入門と言いながら、マススペクトルの読み方について十分で且つ正しい内容を盛り込みました。MSメーカーの無料セミナーを何度が聴いた事があるのですが、中には厳密に言うと正しくない内容のものが結構あります。私は真の専門化として、現時点での質量分析学的にキッチリ正しい内容を伝えられるように日々勉強しています。

 

また、主なLC-MSメーカーのMS調整画面のハードコピーを使って、それぞれ共通の役割をもつパラメーターとその働き、調整する時の基本的な考え方などをお話ししたのですが、後のアンケートを見ると、その部分の話しが役に立ったというご意見がありました。LC-MS装置は、7社以上のメーカーから発売されていて、構造は概ね似ているものの、各社でパラメーターの名称が異なっているため、機能は同じなのに、各社のどれがどれに対応しているのか分からないと言う人はとても多いと思います。今回は、その内容を盛り込んでみた訳です。

 

その他には、「定量に用いるイオンを選択する時の考え方が分かった」や「丁寧な説明で分かり易かった」などのご意見がありました。一日かけてのセミナーは久しぶりで一寸疲れましたが、やって良かったです。

 

またご依頼頂ければ、受けようと思っています。

 

 

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エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
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