2021年4月

ソルナックチューブ、ハマるところにはハマる

今年に入ってから、実際には2月からですが、同じお客様から立て続けに4回ソルナックチューブをご注文頂きました。

ソルナックチューブは、不揮発性移動相を用いたLC/MSを可能にする消耗品で、リン酸塩や不揮発性のイオン対試薬、TFAなどを移動相に添加した時の、イオン化抑制による検出感度の低減やイオン源の汚染を低減する効果があります。

salnac tube

 

不揮発性緩衝液は基本的にはLC/MSには使えない。これは基本的なことではありますが、LC分離の観点からどうしても使いたい!

 

そんなときに、ソルナックチューブはお役に立てると思います。

 

 

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エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
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CE-MSによるアミノ酸混合物の測定データ

以前のブログに、アメリカのベンチャー908devices社が開発したマイクロチップベースのCE-MSインターフェースの販売協力をする事になったという記事を載せました。

今日は、その製品を使ってアミノ酸混合物を測定したデータをご紹介します。

このインターフェースは、Thermofisher ScientificのQ-EXactiveに接続して使用しました。通常のESIソースを外して、トランスファーチューブのカバーを外すだけで、簡単に取り付ける事ができます。その後ラインやチップのプライミングなどを行って、ESIソースの取り外しから30~40分くらいで、CE-MSとして使用する事ができます。

CE-MS TIC

CE-MS Spectra

上の図がTICC (total ion current chromatogram、全イオン電流クロマトグラム)で、①~④のラベルを付けたピークの4つのマススペクトルが下の図です。

メーカーが準備したアミノ酸混合物なのではっきりとは記憶していませんが、確か16種類くらいのアミノ酸混合物の溶液だと思います。

それが2分以内に測定できてしまいます。このスピード感が、CE-MS特にZipChipの特長と言えるでしょう。

 

 

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ソルナックチューブ自動切換え装置試作完了

LC/MSで不揮発性緩衝液の使用を可能にするソルナックチューブの自動切換え装置を開発しました。

開発を担当したのは、浜松医科大学発ベンチャーである株式会社プレッパーズです。

 

DSC_1788

装置前面

 

DSC_1794

チューブ切り替え駆動部

 

DSC_1795

チューブラック

 

ソルナックチューブは、PTFEチューブに独自開発したイオン交樹脂を詰めたもので、基本的には1分析毎に交換します。

この装置は、ソルナックチューブの交換を自動で行うためのものです。

チューブラックにソルナックチューブを100本装填し、分析毎に自動で切り替えます。

近日中にLC-MSとしての動作確認や評価を行い、製品化する予定です(特許出願済み)。

 

 

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