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2018年4月走距離

先月の走距離は、久しぶりに400 kmを越えました!

 

201804走距離

この結果には、最終日約40 km走が追加されていないので、実際には約420 kmでした。

そして、来週はいよいよ野辺山100 kmウルトラマラソン♪ 頑張るぞ~!!

 

 

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マススペクトル取得モードについて

質量分析計をお使いの皆さんは、マススペクトル取得モードについて意識されたことはあるでしょうか?

 

マススペクトル取得モードは、大きく分けて二つ。ProfileモードとBarモードです。ただし、メーカーや機種によって、名称は異なる場合があります。Profileモードでは、所謂生データの状態でのマススぺクトルが得られます。一方、Barモードでは、Profileモードで保存されたマススペクトルの全てのピークを棒状に変換した状態でマススペクトルが得られます。

 

私達が通常目にするマススペクトルの横軸はm/zmはイオンの質量を統一原子質量単位で割った値、zは電荷数)ですが、質量分析計が実際に計測しているのは、飛行時間質量分析計であれば飛行時間、四重極質量分析計であれば電圧です。何れの場合においても、マススペクトルの取得には一定の時間を要するため、m/z軸は、元々は時間軸であると考えることが出来ます。ある時間間隔において検出器で検出したイオン量(電流量)を時間軸に対してプロットし、横軸を、m/zに変換したチャートがマススペクトルです。

1Profileモードで取得したマススペクトルのイメージですが、m/z軸に対して一定間隔のデータポイントをもっています。Profileモードのマススペクトルに対して、ノイズを除去するための閾値やピーク幅などの条件を設定してピークを検出し、ピークトップや重心をピークの位置として棒グラフに変換したチャートが、図2に示すBarモードのマススペクトルです。測定条件において、マススペクトル取得をBarモードに設定していても、データ処理システム内部では、一旦Profileモードのマススペクトルがメモリーに記録され、それをBarモードのスペクトルに変換してハードディスクに保存しています。

スペクトル取得_図1

図1 Profileスペクトルのイメージ

 

スペクトル取得_図2

図2 図1のProfileスペクトルから変換されたBarスペクトルのイメージ

 

 

私がお客様のところへLC/MS技術指導でご訪問した時、両モードの違いを意識せず、Barモードの設定で使用されているケースが多々あります。私はそれらのケースの殆どにおいて、Profileモードでのマススペクトル取得を推奨しています。

 

その最大の理由は、

“Barスペクトルは加工されたスペクトルである”

と言う事です。加工されたスペクトルである以上、元の状態を正しく知る事は出来ません。例えば、以下に示すような不具合が起こっている事を100 %は否定出来ません。

 

3に示すように、何等かの理由で、マススペクトル取得時にm/z 60付近にスパイクノイズが入ったとします。Profile Barへの変換におけるパラメーター設定において、スパイクノイズはピークと見なされず無視される事もありますが、ピークとして認識されてしまう可能性を100 %否定する事は出来ません。そして、スパイクノイズがピークとして認識されてしまうと、Barへ変換されてしまうため(図4)、ノイズが恰もピークであると言う誤った認識をしてしまう事になります。

また、図3m/z 100付近に未分離のショルダーピークが検出されたとします。Profile Barへの変換におけるピーク分離に関するパラメーター設定において、このショルダーピークが認識されないと、Barへ変換される際に無視されてしまいます。

スペクトル取得_図3

図3 スパイクノイズや未分離ピークが観測されているProfileスペクトルのイメージ

 

スペクトル取得_図4

図4 図3のProfileスペクトルから変換されたBarスペクトルのイメージ

 

Profileスペクトル → Barスペクトルへの変換技術は、私が質量分析計を使い始めた頃にはまだ普及していませんでした。何しろ、ペンレコーダーにマススペクトルを記録していましたから、マススペクトルは全てアナログデータでした。この技術が普及し始めたのは、コンピューターによる質量分析計の制御や測定、データ処理が可能になり、GC-MSが登場した頃だと思います。

 

GC-MSが登場する以前は、質量分析計への試料導入は全て直接導入でしたから、マススペクトルの取得スピードは、5秒/枚とか10秒/枚とか、ゆっくりで良かった訳です。そして、1試料に対して得られるマススペクトルは1枚。これが基本でした。測定時間も、数秒から長くても1分程度でした。しかし、GC-MSが登場すると、クロマトグラムピーク幅に合わせたマススペクトル取得スピードが要求されるようになり、0.10.2秒/枚のマススペクトル取得、測定時間も数十分にもなります。例えば、マススペクトル取得を0.2秒/枚、測定時間を30分とすると、一試料に対して取得されるマススぺクトル総数は9,000枚にもなります。GC-MSが登場した頃のコンピューターと言えば、ハードディスやメモリーの容量は現在からは考えられない程小さく、保存媒体はフロッピーディスクやMOディスクが主流でした。

そのような小さな容量のハードディスクに、Profileモードで取得した大容量のマススペクトルデータを大量に保存できる筈はなく、Profileスペクトル → Barスペクトルへの変換技術は、当時のGC-MSには必須でした。

 

最近の質量分析計は、マススペクトル取得スピードは高速化し、そもそも検出系の改良でデータポイントの間隔も小さくなり、Profileモードで取得したマススペクトルのデータ容量は以前に比べて大きくなってはいます。しかし、それ以上にコンピューター自体の進歩が凄まじいため、GC/MSLC/MSのデータをProfileモードで取得する事は、全く問題ないレベルになっています。

 

Barモードは、既に加工されたマススペクトルのみしか得られず、生データを確認できないと言うデメリットを考えると、マススペクトルの取得は、基本的にはProfileモードにするべきだと考えます。

 

 

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2018年GW前半終了!

ゴールデンウイークの前半が終了、皆さま如何お過ごしでしょうか?

 

私は例年、野辺山100 km直前のこの時期は、怪我に気を付けながら、とにかく走りまくります。今年も例外ではなく、GW前半の3日間はよく走りました。少年サッカーチームのサポートも忘れずに!

 

4/28(土):午前中多摩湖半周ラン約15 kmからの少年サッカーの試合帯同

翌日・翌々日に続けてロング走の予定を入れていた事、且つ午後は少年サッカー5, 6年生チームの試合に帯同する予定だったため、この日は軽めに走ろうと思い、ゆっくり目にスタートして多摩湖へ! 途中で知り合いにばったり遭遇、6月のオクムウルトラに初めて参加するという女性を紹介して頂いて、暫く一緒に走りました。

午後は少年サッカーチームの試合へ! 私は一応5年生担当ですが、メインは審判要員です。今年は上の6年生と共に人数が少ないこともあり、5, 6年生合同チームとして6年生の試合に参加しています。私が所属している少年サッカーチーム(富士見スポーツクラブサッカー部、FSS)には審判部という組織があり、今年度は私がその部長を引き継ぎました。OBが中心ですが、学年横断的に審判をやってくれるコーチを集め、学年毎の試合時に審判が出来る学年コーチがいない時など、審判部から審判を派遣する仕組みです。少年サッカーの試合では、コーチによる審判が必須ですが、1人や2人のコーチで試合に帯同してコーチが審判までやってしまうと、試合中あるいは試合の前後に子ども達を見るコーチがいなくなってしまいます。試合中のみならず、前後のケアも大切なので、子ども達を見るコーチを最低2名は確保し、審判するコーチがいない時は審判部に審判派遣要請を出すように、各学年のヘッドコーチに徹底しています。コーチは全員ボランティアですから、余り組織をがっちり固めてしまうとやり難さが出てしまいます。各々が堅苦しさを感じないように、でも本質は“子どもを地域で育てる”ことですから、出来る事は最大限やりたいですね♪

DSC_2720

最後の試合で主審

 

 

DSC_1931

イイ感じで競り合ってますね。赤がFSSの選手。

 

 

4/29(日):五十嵐酒造の蔵開きラン約30 km

先日、近所(東村山市久米川町)にある水新酒店さんの角打ちにお邪魔した時の事、お店に飯能の五十嵐酒造さんの蔵開きイベントの案内が貼ってありました! 私は酒蔵の蔵開きイベントが大好きで、小澤酒造さん豊島酒造さんの蔵開きイベントには、毎年欠かさず行っています。五十嵐酒造さんの蔵開きは初めてで、ラン友さんを誘って行って見ることにしました。“蔵開きイベントへの移動はラン”、私の常套手段です♪

武蔵大和駅をスタートし、荒幡富士、トトロの森を経由し、狭山湖の北側を回って六道山公園へ! 瑞穂農芸高校前からは一般道。青梅街道、岩蔵街道で岩蔵温泉を越えて飯能へ。武蔵大和駅から約31 km、自宅からは+3 km

五十嵐酒造到着は12時過ぎ、先ずは凄い人出に驚きました。会場隅の日陰で一先ず休憩、暑い中を走ってきたので、流石にバテました。流石に、いきなり日本酒って言う気分ではなく、近くのコンビニへ行き、イートインスペースでビールで乾杯。暫くして戻ったら、人の波が引いて落ち着いていました。試飲コーナーも付いた時は長蛇の列だったのが、戻った時は数人待ちの状態。殆ど待つことなく、美味しいお酒と雰囲気を堪能しました。やっぱり、酒蔵の蔵開きイベントは楽しいです。お土産に買ってきたお酒、いつ飲もうかな(^_^)

五十嵐酒造ラン_20180429

武蔵大和駅から五十嵐酒造までのGPSウォッチ計測マップ

 

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天覧山純米大辛口

 

 

4/30(月):都民の森へラン約40 km

前日に続いてのロング走。私は、地域のランニングクラブ(富士見楽走会)で代表のような事をやっていますが(まぁ、別に何もしていませんけど...)、これまた地域の東村山トライアスロン連合(東トラ)にも所属しています。東トラの人が、武蔵五日市駅から都民の森を目指して走ると言うので、楽走会の仲間を誘って(石橋さんが釣れた)参加しました。ただし、石橋さんと私は、東青梅駅をスタートし、武蔵五日市駅で東トラの人と合流。

東青梅から五日市へは秋川街道一本道ですが、途中の二ツ塚峠がキツかった。バイク(自転車)では何度か通ったことがあり、ランでも良さそうだと思って今回走ってみましたが、想像通りシビれるコースでした。

武蔵五日市駅から都民の森を目指すコース、最初は平坦地が続きますが、徐々に上り坂が増え、傾斜もキツくなって行きます。二ツ塚峠でそこそこ脚を使った事、そもそも前日の30 km走の疲れが残っていた事、それらに加えての暑さ! 都民の森まで残り5 km程、数馬の湯を過ぎた辺りで、“ここで止めて温泉入ってビール飲もう!”って事になり、少し早めに切り上げました。それでも約36 km、前日と合わせて2日で約70 km。約二週間後に迫った野辺山100 kmウルトラマラソンに向け、良い感じで走れていると思います。

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武蔵大和駅前で東トラの傍士さんと合流

 

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頑張った後の温泉&ビールは格別

 

東青梅~都民の森コースマップ

東青梅~武蔵五日市駅~都民の森のルート

 

 

今日(5/1)は自宅でゆるめの仕事、明日(5/2)は知り合いの会社のサポートで出かけます。

 

GW後半は、帰省とランとサッカー。予定は一杯ですが結構ゆるゆるで、充実したGWを過ごしています。

皆様も、素敵なゴールデンウイークをお過ごしください♪

 

 

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遠方からのLC/MS技術指導に関するお問合せ

4月に入ってから、東京以西にある複数の企業様から、LC/MS技術指導に関するお問合せを頂いて居ます。

インハウスセミナーのご依頼で、一度東北方面へ行ったことはありますが、それ以外は今までは東京、横浜、つくばのみでした。

いよいよ西日本にも進出かな?

実際にご依頼頂くことになるかはまだ分かりませんが、どこへ伺っても、私のLC/MSに関する技術、経験、知識をしっかりとお伝えします。

 

 

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酔っぱらってぐでんぐでんの若い男子を保護!

昨日、新富町にある日立ハイテクサイエンスで行われた第322回液体クロマトグラフィー研究懇談会に参加、発表、情報交換会+二次会で楽しく飲んで話しての帰り道、高田馬場駅のホームに上がる階段で、ふらふらでまともに歩けない20代と思しき男子に遭遇。もちろん知らない人。倒れそうで危なっかしかったので、肩を貸してあげました。

322LC懇

第322回液体クロマトグラフィー研究懇談会プログラム

私は5番目に話しました。

 

DSC_1903

家族に状況説明するために撮った写真

 

行先を聞いたところ、私が下りる駅より3つ程先でしたが、送って行ってあげることにしました。私の事を“何とかさん”と何度か名前を呼んでいたので、多分会社の先輩か誰かと勘違いしていた様でした。

 

仕事で色々と悩みがあるようで、電車内でもふらふらしつつ(倒れないように支えてあげてましたよ)、頻りに仕事の愚痴をこぼしていました。良く解らないけど、聞いてあげていました♪

 

目的の駅で降りる頃には大分しっかりしていたし、駅から家まではそう遠くないとの事だったので(戻りの終電もそろそろだったし)、改札で見送りました。無事に家まで辿り着いたかなぁ?

 

普通に会社に勤めていれば当然この歳になれば或るであろう、後輩と飲んだり飲み過ぎた後輩を介抱したりって言う機会は、私の様に普段1人で仕事をしていると全くない訳です。こう言うシチュエーションに、少し憧れていたのかも知れませんね! なかなか面白い体験でした。

 

 

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アミノ酸の[M-H]-イオンのMS/MSスペクトル解析

最近、必須アミノ酸20種類の低エネルギーCIDによるMS/MSスペクトルを解析していますが、帰属するのに骨格転位を伴う開裂を考えないと説明できないイオンがたまに出ます。先ずは、In-Silicoのフラグメンテーション予測ツールを使いますが、骨格転位を伴うと考えられるイオンは、先ず予測されません。特に、負イオン([M-H]-)の開裂は参考例も少なく、解析に苦労します。まぁ、時間がある時に1つずつ丁寧に見て行こう。

 

 

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質量分析屋のブログでは小平市を拠点とする日々の活動やお役立ち情報をご紹介しております

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