ブログ

少年サッカーの遠征試合を利用して走距離を稼ぐ作戦-2

コーチをしている少年サッカーチームのサポートと野辺山ウルトラ前の走り込みを両立させるべく、遠征試合にランで行くようにしています。

2月には、清瀬市の内山グランドまでの約20 km(最短で行くと約10 kmですが...)をランで行きました。

そして3月は、狭山市までの20 kmと川越市までの約30 kmをランで行きました。もちろん審判もやりました。

 

20190330ラン

川越市まで走った30 kmコース

 

この時は新6年生&新5年生の混合チームと3年生チームの練習試合でした。どちらのチームも良いゲーム展開でした。

 

この翌日にも30 kmオーバーのラン練習を行い、2日で60 kmを走りました。

20190331ラン

 

そして、3月の総走距離は約325 kmでした。GPSウォッチに記録されなかったランが何度かあるのと、審判で走った距離を加えると、ほぼ目標の350 kmになると思います。

まずまず頑張りました。

201903走距離

 

4月の目標は400 kmオーバーです!

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

浜松医科大学発ベンチャー、株式会社プレッパーズ

少し前からお伝えしている通り、新しくベンチャーを立ち上げました。

大学での審議が終了し、正式に大学発ベンチャーを名乗る事が出来るようになりましたので、お知らせします。

 

国立大学法人浜松医科大学発ベンチャー、名称は「株式会社プレッパーズ」です。

発起人はイメージング質量分析で有名な瀬藤光利教授、代表取締役は私が務めます。

 

プレッパーズとは、大災害や経済の崩壊、戦争などに備えて、食糧を備蓄したり核シェルターを作ったりする人達のこと(goo辞書より引用)です。健康を願い病気に備える人達を機器分析の側面から支えたいという想いから、社名をプレッパーズとしました。

ホームページのURLは以下です。

株式会社プレッパーズホームページ

 

まだ編集中で内容は十分でありませんが、随時更新していきます。

エムエス・ソリューションズ共々宜しくお願い致します。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

同じ企業の違う部門からご依頼頂いたLC/MSマススペクトル解析の仕事完!

年明けから、同じ企業の違う部門から同様なLC/MSマススペクトル解析仕事をほぼ同時に2つ頂いたという投稿をしましたが、2週間程前にその片方が完了しました。そして先週、もう片方も完了しました!

 

実際には2か月かけずに両方終わらせましたが、その間解析したマススペクトルの数は1,000近くにのぼりました。かなり解析ソフトの力を借りましたが、それでも結果の妥当性は判断しながら進めましたので、かなり大変な作業でした。現在使えるマススペクトル解析を支援してくれるソフトは、フラグメンテーションに於ける骨格転位などは考慮する事が出来ず、また組成推定の部分についても、少し緩めに設定して解析した方が確からしい構造の候補を見過ごす可能性が低くなるので、所謂False Positiveを含む結果から外れを除いて行くという、解析結果の妥当性を11つ確認してあげる必要があります。

 

ともあれ、今回は良く頑張りました p(^_^)q

この企業の2部門の担当者からは、4月以降も継続してご依頼を頂ける事になりました。新しいベンチャーの仕事もありますが、この企業の仕事は外せません。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

少年サッカーの審判って1試合でどれ位の距離走る?

少年サッカーチームのコーチとして、主に審判をやるようになって大分経ちます。ご存知の方が多いと思いますが、私はウルトラマラソンを趣味としており、普段走る時はGPS付きの腕時計をして、走る距離を計測しています。

 

審判をしている時に走る距離は計測した事が無かったので、2月に行われた所属チームの6年生の冠大会で主審をした時、GPSウオッチを付けて走った距離を計測してみました。主審をやる時は、普段から両腕に時計をしますが、この時は左腕に1つ、右腕に2つ時計をするという奇妙な出で立ちで、試合をするチームの子ども達も不思議そうに見ていました。

 

フィールドのサイズは44 m×66 m15分ハーフでした。以下、GPSで記録した軌跡と走距離です。

くぬぎ2019_審判動き

 

走距離は約2 km。最近ほぼ同じ条件で計測したら、やっぱり約2 kmでした。私の場合、少年サッカー用のフィールドで15分ハーフの主審をやると、大体2 km走るようです。因みに、副審でも一度測りましたが、約1 kmでした。

私は、歳の割には結構走れる方なので、多分この条件で2 kmというのは、少年サッカーの審判としては走っている方なのかなぁと思います。

 

軌跡を見ると、概ね対角線審判法がしっかり出来ている感じですね! 少年サッカーのフィールドは、フルサイズの約半分の大きさですから、フルサイズのフィールドで45分ハーフの主審をやるとすると、単純計算で2×2×312 km程走る事になります。キロ5分くらいの一定のスピードで12 kmなら大したことはありませんが、審判の動きで12 km走ると相当キツいでしょうねぇ...(>_<)

 

これからも、審判でしっかり走れるようにトレーニング頑張ります!!

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

新ベンチャーのホームページや会社案内を作成中

4月から本格的に始動する予定の新しいベンチャーですが、大学発ベンチャーの称号を得るために大学で審議中です。

今のところ、4月1日からその名前を名乗れるようになる予定です。

現場では、ホームページや会社案内のパンフレットを作成中です。

 

イメージング質量分析(IMS)と液体クロマトグラフィー質量分析(LC/MS)の受託を主な事業とします。

使用装置は以下です。

IMS  MALDI-TOF, MALDI-FTICR, DESI-QTOF, DESI-QqQ

LC/MS QTOF, QqQ, FTICR

 

期間は未定ですが、営業開始当初は特別価格で対応します。

先ずは見積をご依頼ください。お待ちしています。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

LC/MSで観測されるシロキサン系化合物由来のバックグランドイオン

LC/MSで頻繁に観測されるバックグランドイオンの代表例は、少し前のこのブログで書いた可塑剤由来のm/z 391, 413イオンですが、他にも色々と知られています。

その1つは、シロキサン由来のイオンです。そのマススペクトルを図1に示します。これは、可塑剤由来のイオンと同様、正イオン検出で観測されます。

シロキサン由来のマススペクトル

図1 シロキサン由来のバックグラウンドイオン

 

 

☆印を付けた4つのピークのm/z差は何れも約74であり、これは(CH3)2SiOに相当します。これらのピークがシロキサン即ちケイ素原子を複数個含む化合物由来である事が判断できる理由は、各ピークの同位体パターンです。最も強度の高いm/z 536イオンはモノアイソトピックピークであり、m/z 537, 538, 539は同位体イオンです。この同位体を含むピーク群は、非常に特徴的な同位体パターンを示しています。それは、m/z 536ピークに対して+1および+2の同位体ピークの相対強度が非常に高い事です。+1は約45%、+2は約30%を示しています。通常の有機化合物の構成元素はC, H, N, O, P, S, Clなどですが、+1の同位体ピーク強度に寄与する元素は主にC、+2の同位体ピークの強度に寄与する元素はSとClです。図のマススペクトルにおいて、+1の強度からCは40個程度、また+2の強度から、Clであれば1個、Sであれば7~8個含まれている事になります。

 

このマススペクトルを測定したのは質量分解能約20,000の高分解能質量分析計であり、ロックマスは使用していませんが、まずまずの質量確度は得られています。その事は、前のブログにも書いたフタル酸ビス(2-エチルヘキシル)のプロトン付加分子がm/z 391.2865に観測されている事で分かります。このイオンの計算精密質量は391.2843ですから、実測値との誤差は0.0022 Da2.2 ppm)です。つまり、m/z 536イオンについても、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)のイオンと同程度の質量確度で精密質量が観測されていると考えられます。

 

そこで、536.1666m/z値に対して、Cl1つ含むC, H, N, Oで、許容誤差5 ppmで組成推定を行うと、表1の様な結果が得られました。また、S510個含む元素候補で計算させた場合、表2の様になりました。

 

表1 C, H, N, O, Clで計算したm/z 536イオンの分子式

組成推定_mz536-1

 

表2 C, H, N, O, Sで計算したm/z 536イオンの分子式

組成推定_mz536-2

 

それぞれ、Cの数が最も多い候補の元素組成に対して同位体パターンをシミュレーションさせた結果を図2, 3に示します。実測スペクトルに対して+1の同位体ピーク強度が明らかに低い事が分かります。

同位体シミュレーション_含Cl

図2 C26H31NO9Clの同位体シミュレーションスペクトル

 

同位体シミュレーション_含S

図3 C21H46NS7の同位体シミュレーションスペクトル

 

次にSi510個含む元素候補で計算させた結果を表3に示します。

 

表3 C, H, N, O, Siで計算したm/z 536イオンの分子式

組成推定_mz536-3

このイオンがシロキサン由来であるとするなら、Nは含まれない筈ですが、別の測定においてこのイオンは[M+NH4]+である事が分かっていますので、下段の2つが候補としては有力で、それらの同位体シミュレーションは図4, 5のようになります。

同位体シミュレーション_含Si-1

図4 C14H46NO7Si7の同位体シミュレーションスペクトル

 

同位体シミュレーション_含Si-2

図5 C15H42NO10Si5の同位体シミュレーションスペクトル

 

 

4のパターンは、実測スペクトルにかなり近い事が分かりますが、+1, +2の同位体ピーク強度は実測スペクトルより低くなっています。

そこで、図4+1および+2の同位体ピークを拡大したものを図6, 7に示します。

同位体シミュレーション_含Si7_+1  同位体シミュレーション_含Si7_+2

図6 図4のm/z 537ピークの拡大図          図7 図4のm/z 538ピークの拡大図

 

これらは、異なる元素由来の同位体ピークであり、m/z 差からこれらのピークを分離するための質量分解能を計算すると100,000以上になりました。

今回の測定で使用した装置の質量分解能は約20,000ですから、これらの同位体ピークは分離されず1本に集約されてしまっている事になります。

因って、実測スペクトルの+1, +2の同位体ピーク強度が図4のシミュレーションよりも大きい事は妥当であると言えます。

 

これらの事から、図1のマススペクトルで観測されているm/z 536イオンの分子式はC14H46NO7Si7であると推測されます。

そして、その構造は、二重結合を1つもつ図8の様になると推測されます。同位体パターンから様々な知見が得られる事が分かりますね。

 

推定構造_シロキサン_mz536

図8 m/z 536イオンを与える化合物の推定構造

 

なお、これらのシロキサン由来のバックグラウンドイオンは、水/メタノールの移動相でメタノールリッチな条件でよく観測されます。

今までに沢山のクライアント様のLC-MS装置を見てきましたが、概ね80%程度の装置でこのバックグラウンドイオンが観測されているように思います。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

質量分析屋のブログでは小平市を拠点とする日々の活動やお役立ち情報をご紹介しております

東京都小平市にあるエムエス・ソリューションズ株式会社のブログでは、企業様や研究機関における技術指導やセミナーなど日々の活動のご紹介をはじめ、大学での講義の模様などもご案内しております。
当社がどのようなサービスをご提供しているか検討材料にしていただけるのはもちろん、質量分析の最新情報やノウハウなどもご紹介しておりますのでぜひご参考になさってください。
東京都小平市のエムエス・ソリューションズ株式会社のブログではトライアスロンやマラソンを趣味とする代表のエピソードなどもご紹介しております。技術指導やご相談を承る代表の人柄なども垣間見られるブログとなっておりますので、ぜひ判断材料の1つにお役立ていただき、初めての方もお気軽にお問い合わせください。