ブログ

2018年11月の総走距離

11月の総距離は約110 kmでした。夏から秋にかけては毎年そうですが、モチベーションが上がりません。

今月は、もう少し走れるかな!

201811走距離

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

無意識に出来る事を敢えて教える事の難しさ:サッカー少年達へのランニング指導

球技の中で走る事が重要な代表的例と言えば、誰もが思いつくのがサッカーでしょう。特に少年サッカーは8人制なので、全員で攻めて全員で守る事が求められ、キーパー以外はゲーム中常に走っているイメージです。足元でボールを扱う技術やパス、トラップなどの技術が重要なのは言うまでもありませんが、最低限の走力と持久力が無いとやはり試合には出られません。

 

私は、今は高校3年生になった長男が小学校3年生の時、サッカーをやりたいと言ったところから、現在コーチ&審判をしている少年サッカーチームに関わるようになりました。私にはサッカー経験はありませんでしたが、当時既にウルトラマラソンを走っていたし、市の陸上大会では100 mに出て入賞、多摩地区の大会に市の代表選手として参加したりして、とにかく走る事はチームのコーチ陣の中で誰より出来ました。

 

私がチームに関わり始めた頃は、通常の練習の中で子ども達は良く走って(走らされて?)いました。しかし、ここ数年、通常練習ではボールを扱うトレーニングに割く時間が増えてきて、走る時間が少なくなってきました。それによって子ども達の走力が落ちるのは好ましくないので、週に1回だけ、早朝に集まってランニングトレーニングを始めました。45年前の事です。

 

ヒトは日常生活の中で物を運ぶ時、主には手を使います。一方でサッカーは、手以外の身体の部分(主には足)を使ってボールを運ぶスポーツです。始めてサッカーをする時、あるいはサッカーをするまででなくても足でボールを蹴る(扱う)時、いきなり上手に出来る人はいないでしょう。それは、足でボールを扱うと言う動作が極めて非日常的であり、動作11つに対して意識をしなければならないからです。

 

ヒトは、生まれてからある程度の年齢になると、誰に教わる訳でもなく歩いたり走ったりできるようになります。子どもは、家庭で父親や母親、あるいは兄弟が歩いたり手で物を運んだりする動作を見ながら育つ事で、自然にそれらの動作を身につけます。意識をして出来るようになる訳ではありません。しかし、ここで歩く・走ると言う動作が意識せずに出来てしまうが故に、正しくない所謂我流な動きが身についてしまう可能性があり、それが、小学生や中学生になって“速く走れるようになりたい”と思った時の弊害になると考えられます。

 

意識せずに出来るようになってしまった身体の動きは、正に体に浸み込んでいるため、変えようと思っても早々変えられるものではありません。“速く走れない事”は、多くの場合走り方(フォームや着地の仕方)に問題があり、意識を変えないとそれらの身体の動きを変える事は出来ません。サッカー選手は、サッカーの中でボールを扱う事に意識を集中させますから、無意識に出来る“走る事”に意識を集中させる事は容易な事ではありません。

 

数年前から始めたサッカー少年達への早朝ラントレーニングは、正にその部分に狙いがあります。サッカーから離れたところで、走り方を意識し易い環境をつくり、着地の仕方や身体の運び方を意識させ、良い動きを身につけさせます。意識して良い動きが出来るようになったら、それを繰り返す事で無意識になり、その段階まで来て初めて、サッカーの中で良い走り方が出来るようになると考えています。

 

この早朝ラントレーニングを数年前に始めた当初、対象は6年生だけでした。希望すれば4, 5年生も参加可能にはしていましたが。しかし、試行錯誤しながら指導していく中で、上述した様な難しさに気付き、このトレーニングの目的を達成するためには、もっと長い時間が必要である事が分かってきました。そして今年から、4年生以上を対象にしました。本当は3年生からでも良いのかも知れませんが、そこまで含めると子どもの数が多くなり過ぎて、1人では見切れなくなる恐れがあるので、今はまだ4年生以上にしています。

 

4年生から6年生まで3年かけて、チーム全員に良い走りを身につけさせてから卒業させたい! それが私の、少年サッカーチームでの最大の目標です。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

古巣日本電子のMSユーザーズミーティング参加

今月(11月)は、以前勤めていた日本電子のMSユーザーズミーティングがありました。協力企業と言う位置づけで、昨年からカタログ展示とショートプレゼンをさせて頂いています。東京会場と大阪会場、東京の時は都合悪くて行けなかったので、大阪へ行ってきました。ソルナックチューブと会社パンフレットの展示をしてきました。1115日の事です。いやぁ~、この週はバタバタでした...(^_^;

DSC_2743

DSC_2743

DSC_2744

DSC_2744

DSC_2745

DSC_2745

DSC_2746

DSC_2746

 

9月から週初めの2日間は浜松医科大へ研究サポートの仕事で行っているのですが、この週は木曜日に大阪へ行くと言う事で、浜松での仕事を3日間(1214)に増やし、14日夜浜松駅発の夜行バスで大阪へ向かい、15日早朝着(カプセルホテルでの入浴券セットのオプション付き)で、そのままユーザーズミーティング対応。日本電子在職中に比較的仲良くしていた開発やフィールドエンジニアの人達と遅くまで打ち上げして、そのまま夜行バスで16日朝に帰京。午後品川で打ち合わせの予定があったので、午前中都内で時間潰しを兼ねて、技術指導のご依頼を何度か頂き且つメール会員になってくれているお客様のところへ、勉強会講師として訪問。こちらからの提案だったので、費用は頂きませんでした。1時間半程でしたが、日常業務でのご質問に答えたり、マススペクトル解析に関する勉強ネタを提供したり、とても喜んで頂きました。

 

夜行バスでの移動って体力的にキツイですが、普段から走り込んでいるので何とかなりました。経費削減に有効ですし。

 

仕事は体力だ!

 

こんな状況の時は、ウルトラマラソンやっていて良かったって思います。多少の事ではへこたれません!

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ESI-MS装置のイオン取込細孔の目詰まり

9月から毎週通って研究サポートをしているお客様のところでESI-MS装置を使おうとした時の事、いつもの様に装置の電源を入れてシグナルが観測出来る状態にしたにも関わらず、シグナルが全く観測されない。

 

各部の電圧は出ているし、温度は上がっているし、ガスも流れているし...

 

この装置は、私以外にも複数の人が日常的に使っているので、昨日は問題無かったのかなぁと思いつつ...

こんな時は、取り敢えずイオン源を開けて、イオン取込細孔を洗うようにしています。イオン取込細孔とは、大気圧で生成したイオンが真空領域に侵入する時に最初に通過する部品で、コーン、オリフィス、Heated CapillaryTransfer Tubeなどと呼ばれています。

 

この時使っていた装置では、コーンと言う名称で呼ばれています。で、コーンを洗おうと思って取り外したら、なんと、かなり大きな繊維状のゴミが細孔を完全に塞いでいました。LC-MSを使ってきましたが、こんなに大きなゴミが詰まっているのは初めてみました。写真だと分かり難いと思いますが、本来なら円錐の先端に孔が空いているのが見えます。

DSC_2738

DSC_2738

 

シグナルが見えない、感度がちょっと悪いなど、“何かおかしいな”と思ったら、先ずはイオン取込細孔を見てみる(洗ってみる)。やっぱり常套手段として最適だと思います。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ワラーチや裸足で走る事で足本来の機能を取り戻す

私は学生時代に自転車競技をやっていて、30歳を過ぎた頃にトライアスロンをやって見たいと思い、ランニングを始めました。佐渡のロングディスタンストライアスロンに7回程出場して全て完走し、ウルトラマラソンの世界に飛び込みました。

 

野辺山100 kmウルトラマラソンに参加し始めて今年で7年目ですが、その間膝や足首などの関節を痛める事が何度もありました。

 

元々偏平足気味だった事もあり、長い間シューズのクッション性に頼った走り方をしてきましたが、ここ2年程よく一緒に走る友人がワラーチを履いていて、私も昨年からワラーチランを少しずつ取り入れてきました。薄っぺらいゴム板に紐を通しただけのモノなので、シューズに比べるとクッション性は皆無と言って良いです。そして、足には縦に2つ横に1つのアーチ構造があり、本来足はそれらのアーチで着地の衝撃を吸収して走る事が出来る機能をもっているのです。

44290363_1904889182926592_1246933768871084032_n 42803127_1881047741977403_3704170149020958720_n

 

しかし、現代人はクッション性の高いシューズを履く事で足本来の機能を失い、私の様に偏平足気味の人が増えているのだと思います。ワラーチを履いて走ってみて思った事は、足裏のアーチをクッションにして走らなければならないため、アーチを使える場所で着地をする必要がある事と、着地をソフトにする必要があると言う事です。特に私のような偏平足気味な場合、特に着地はソフトで丁寧に行う必要があります。

 

私は、シューズに頼ってなまけ癖がついてしまった自分の足に、本来の機能を取り戻すキッカケになればと、ワラーチで走り始めました。しかし、この記事で書いた様に、慣れる前にイキナリ長い距離を走ると、色々と関節等に負担がかかるので、徐々に慣らしていく事が大切です。慣れる前に長い距離を走って負担をかけすぎると、足本来の機能が復活する前に怪我をする原因になります。

 

 

ワラーチで走る事にある程度慣れてくると、更にソフトな着地を意識するために裸足で走る人達がいる事を知りました。私も少しずつ裸足ランも取り入れるようになり、ここ2ヶ月程は、例えば10 kmをワラーチで走る時に12 km程裸足で走るようにしています。裸足で走る時は、本当に注意深くソフトに着地しないと足首に衝撃がはしります。裸足で暫く走った後にワラーチを履くと、薄っぺらいワラーチでもクッション性がある事に気付きます。

次の二つのリンクは、ワラーチベアフットシューズでのランニングについて書かれているブログです。

 

裸足で走る時は、シューズを履いている時のような雑な走り方は出来ません。接地の仕方は、足裏全体でソフトに! 決して踵接地にならないように注意します。爪先だけ接地させるような走り方では、脹脛の筋肉に負担がかかり過ぎるので、とにかく足裏全体でソフトに! を心掛けています。そして、接地する時の腰に対する足の位置も、裸足で走る時は自然に気を付けるようになります。足が前に出た状態で接地すると、ブレーキがかかるようになって足裏が擦れるので、痛いのです。腰の下で接地する癖がつきます。さらに、足が離れる時に後ろに蹴る動作をすると、やはり足裏が擦れるので、蹴らずに腰を前に移動させる動作が必要になります。

 

ワラーチ&裸足で走るようになってから、何となくですが、偏平足が改善されてきたような気がします。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

新規LC/MSイオン化法”軟X線重畳ESI”の追加データ_N-butylbenzene sulfonamideの例

エムエス・ソリューションズで開発中の軟X線重畳ESIは、ESIで生成した帯電液滴に軟X線を重畳照射する事で、ESIでイオン化し難い化合物のイオン化が促進されるという新規LC/MSイオン化法です。

 

今年の質量分析総合討論会で発表したポスターをホームページに掲載しています。今のところ、カルボニル基を有する低極性化合物に効果が認められています。何れも、ESIではイオン化し難い化合物です。一方、ペプチドや医薬品など、ESIでイオン化し易い化合物に対しては、今までの実験では、軟X線を重畳照射しても顕著な感度向上は見られませんでした。

 

しかし、最近の実験中に、ESIでバックグランドとして観測されるN-butylbenzen sulfonamideC10H15NO2S、モノアイソトピック質量213.082352)の[M+H]+が、軟X線重畳によって強度が増加している事に気付きました。この化合物、由来はよく分かりませんが、ESIイオン化によるLC/MSにおいて、正負両イオン極性で頻繁に観測されます。この例では、[M+H]+[M+Na]+ の合算強度において、ESI+軟X線はESIのみよりも約4倍増加しています。

N-butylbenzene sulfonamide

N-butylbenzen sulfonamide

 

マススペクトル_N-butylbenzene sulfonamide 

 

また、軟X線重畳ESIの特長として、ESIでは[M+Na]+ 強度が高い状況において、軟X線を重畳照射すると[M+Na]+ 強度が相対的に減少して、[M+H]+ 強度が増加する傾向が見られます。軟X線照射だけで効率よくイオン化する化合物は余り無く、ESIに重畳照射する事で種々の化合物に対してイオン化効率の向上が確認されています。

 

このイオン源は労働安全衛生法が適用されるので設置する前に届け出が必要ですが、興味ある方はご連絡下さい。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
E-mail: tyutaka@ms-solutions.jp
http://www.ms-solutions.jp/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

質量分析屋のブログでは小平市を拠点とする日々の活動やお役立ち情報をご紹介しております

東京都小平市にあるエムエス・ソリューションズ株式会社のブログでは、企業様や研究機関における技術指導やセミナーなど日々の活動のご紹介をはじめ、大学での講義の模様などもご案内しております。
当社がどのようなサービスをご提供しているか検討材料にしていただけるのはもちろん、質量分析の最新情報やノウハウなどもご紹介しておりますのでぜひご参考になさってください。
東京都小平市のエムエス・ソリューションズ株式会社のブログではトライアスロンやマラソンを趣味とする代表のエピソードなどもご紹介しております。技術指導やご相談を承る代表の人柄なども垣間見られるブログとなっておりますので、ぜひ判断材料の1つにお役立ていただき、初めての方もお気軽にお問い合わせください。